現在8つあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルホテル。各ホテル工夫がなされた客室がたくさんあり、どこに泊まろうか迷うことはありませんか?。
そこでこの記事では、USJ旅行における宿泊先を選ぶときの一つの指標として、「お風呂とトイレが別になっているか」という視点をご紹介したいと思います。
私たち日本人にとっては、お風呂には湯船と洗い場があって、トイレは完全に独立しているというのがスタンダードかと思います。お湯をはった湯船に浸かってくつろぎ、洗い場では椅子などに座って身体を洗うことが多いでしょう。
旅行先の宿でも、やはりお風呂とトイレは別であった方がくつろげますし、その分遊び疲れた身体を癒すことができるはずですよね。それをUSJ旅行の際にも求めよう、ということです。
この記事で出てくる以下の表現は、次のように定義しています。
- 風呂・トイレ別
洗い場付きの浴室と独立したトイレがあるタイプ - ユニットバス
風呂・トイレ・洗面台が同じ空間にある、いわゆる3点ユニットと呼ばれるタイプ。
それでは、各USJオフィシャルホテルがどのようになっているのかをみていくことにしましょう。
目次
全室が風呂・トイレ別のUSJオフィシャルホテル
全7つのUSJオフィシャルホテルのうち、以下の3ホテルは全客室が風呂・トイレ別になっています。これであれば、どのお部屋を選んでもOKということですね。
リーベルホテル
2019年11月オープンの『リーベルホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』は全室風呂・トイレ別です。(スタンダードタイプのお部屋のみ、お風呂がシャワーのみの設置)
下の写真はスーペリアタイプのお部屋のバスルームです。
ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
2018年7月オープンの『ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ』は全室風呂・トイレ別。その上比較的新しいホテルとは、欠点なしですね。
ここで1室、当サイトオススメの客室のお風呂とトイレをご紹介しておきます。
上の写真は「スパークルーム」という客室のバスルームです。足を伸ばしてくつろげるバスタブ、広い洗い場、そしてなんと大きなテレビまでついています。この他にもジャグジーやBluetooth接続が可能なスピーカー、アクアフィールライトが備えられている、まさに至れり尽くせりな浴室です。
そしてもちろんトイレは別の空間に。上の写真のトイレとは別に、同じ客室の中にもう一つトイレがあります。定員4名のお部屋に需要があるかどうかは不明ですが、あるに越したことはありません。
ちなみにここでご紹介した「スパークルーム」はこのホテルで最も良いお部屋。部屋面積は70㎡、大きな窓からパークを望めるという豪華仕様です。気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
もちろんこのお部屋以外も風呂・トイレ別。お手軽に宿泊できる客室もありますのでオススメです!
ザ パーク フロント ホテル
JRユニバーサルシティ駅からUSJのエントランスに向かうと必ず目に入る『ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』も全室風呂・トイレ別になっています。
ホテル ユニバーサル ポート
ミニオンとのコラボルームがあることでも知られている『ホテル ユニバーサル ポート』の全客室も風呂・トイレ別となっています。
半分くらいの客室が風呂・トイレ別のUSJオフィシャルホテル
全7つのUSJオフィシャルホテルの内、以下の2ホテルは、客室によって風呂・トイレが別であったり、同じ空間にあるユニットバスタイプになっていたりします。
ザ シンギュラリ ホテル&スカイスパ
2017年にオープンした『ザ シンギュラリ ホテル & スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』。このホテルの客室水回りは3タイプあって、ユニットバスタイプ、室内にお風呂とトイレが別にあるタイプ、そして客室露天風呂があるタイプに分かれます。
全USJオフィシャルホテルのうち、プライベートな客室露天風呂を備える客室があるのはここだけ。めちゃくちゃ魅力的ですよね。ちなみにそのお部屋は、「ザ シンギュラリ キング」、「ザ シンギュラリ スイート」の2種類です。
そして、室内にお風呂とトイレが別にあるお部屋が「ザ シンギュラリ デラックスツイン」で、その他のお部屋は全てユニットバスタイプとなっています。
半数以上がユニットバスタイプのお部屋ですが、このホテルには最上階に大浴場「スカイスパ」があり、なんと展望露天風呂まであるという贅沢仕様。これを利用すればお部屋のお風呂タイプがなんであろうと、十分にくつろぐことができます。
しかも営業時間は15:00〜翌11:00と、深夜でも早朝でも入ることができます。これは利用するしかありませんね!
ホテル京阪 ユニバーサル・タワー
2002年『ホテル日航ベイサイド大阪』としてオープンし、現在は運営が変わった『ホテル京阪 ユニバーサル・タワー』。このホテルは全12種類の客室のうち、7種類が風呂・トイレ別、5種類がユニットバスとなっています。
部屋の種別は以下の通り。ご予約の際に参考にしてみてください。
- タワーグランデ デラックスファミリー
- タワーグランデ デラックスルーム
- タワーグランデ デラックスダブル
- タワーグランデ スーペリアルーム
- スーペリアルームスーペリアルーム【5名】
- コネクティングルーム(スタンダードツインとスーペリアツインが中扉でつながっており、スーペリア側が風呂・トイレ別)
- タワーグランデ スタンダードルーム
- タワーグランデ スタンダードダブル
- タワーグランデ カジュアルツイン
- スタンダードルーム
- カジュアルルーム
ちなみに風呂・トイレ別の「タワーグランデ デラックスルーム」はこんな感じ。十分な広さのお風呂場と家のような雰囲気のトイレでした。
ほぼ全室ユニットバスのUSJオフィシャルホテル
そして最後に、ほぼすべてのお部屋で風呂・トイレが同じ空間にあるユニットバスタイプを採用しているホテルのご紹介です。
ホテル近鉄ユニバーサル・シティ
2001年のUSJオープンと同じ年に開業した『ホテル近鉄ユニバーサル・シティ』はほぼ全ての客室が下の写真のようなユニットバスタイプです。
広さは一般的で狭くはありませんが、オープンしてから年数が経っているせいか、少し古っぽさを感じます。
ほとんどのお部屋が上記のようなユニットバスタイプですが、ホテル最上階の「デラックスファミリールーム」だけ唯一、お風呂とトイレが別で、お風呂の窓からは夜景も望めるという特別仕様になっています。
オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ
2001年から2021年まで営業を続けてきた『ホテル京阪 ユニバーサル・シティ』がリブランドオープンした、『オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ』は全室ユニットバスタイプです。
どのお部屋もほぼ、上の写真のようなユニットバスになっています。
USJオフィシャルホテルの中では開業してからかなり年月が経っている方ですが、このホテルの客室の水回りは近年リニューアルされたようで、とても綺麗でした。
まとめ
この記事では、USJホテル選びの指標の一つとして、各オフィシャルホテルを「客室のお風呂とトイレが別であるか」という視点からご紹介しました。
決してユニットバスがダメということではありませんが、やはりお風呂とトイレは別であったほうがくつろげる上に便利だと、筆者は考えます。
USJにご旅行の際、この記事が宿泊ホテルを決める一助となれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!