長期休みになると、卒業旅行を始めとした学生旅行など、比較的大人数のグループでユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ遊びに行く方もいらっしゃるでしょう。特に遠方からお越しの方は宿泊を伴うことが多いと思います。
そのとき4人以下のグループであれば、どのUSJオフィシャルホテルでもお部屋選びに困ることはほぼありません。大半の客室の定員は2〜4名となっているからです。
問題は5名以上のグループのとき。定員が2〜4名の客室だと2室以上に分かれなければなりません。しかしせっかくのグループ旅行、USJだけでなくホテルでも皆揃ってワイワイ楽しみたいものです。
今回はそんな5人以上(大人数)のグループでも、部屋を分かれることなく宿泊できるUSJオフィシャルホテルのお部屋を10室、おすすめ順にご紹介します!
目次
特別!グループ利用に超最適化された客室
数ある客室の内、以下の2つは4〜6人グループでの宿泊に「超」最適化されています。
ちょっとワクワクする2段ベッドがあったり、みんなでテーブルを囲めるようになっていたり。USJで遊んだあとも、ゲームやパーティーをして盛り上がれること間違い無し!
レインボールーム:ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
2018年7月にオープンした『ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ』には2段ベッドが3台設置された「レインボールーム」という客室があります。
虹をモチーフとしたカラフルなお部屋で、部屋面積は56㎡。ベッド以外のスペースもとても広々としており、6人でも十分にくつろげます。
さらにこの客室はお風呂とトイレが別になっている上、お風呂にはテレビが設置されているという豪華仕様。また洗面台には2つシンクがあるので朝の混雑も避けられます。
学生旅行や女子旅にダントツでおすすめな一室です!
Partyルーム:ホテル ユニバーサル ポート
ミニオンとのコラボルームがあることでも知られている『ホテル ユニバーサル ポート』。このホテルの「Partyルーム」はミニオンとのコラボルームではありませんが、グループで楽しく過ごせる客室になっています。
40㎡のお部屋には2段ベッドが2台常設。それに加えてソファベッドを2台増やすことができ、4〜6名で宿泊することができます。ベッド1台ずつにコンセントが設置されており、携帯電話の充電もバッチリです。
部屋の中央には掘りごたつ式のテーブルが設置されていたり、洗面台には2つのシンクがあったりするなど、グループでの宿泊に便利な造りとなっています。
こちらも非常におすすめできる客室です!
5名までなら1室でOK!な客室
6名での宿泊はできないものの、5名までなら1室で泊まれるお部屋がいくつかあります。
のちにご紹介するコネクティングルームよりも、グループでワイワイと過ごすことができるでしょう。
デラックスルーム(和室):ザ パーク フロント ホテル
USJの目の前にある『ザ パーク フロント ホテル』の「デラックスルーム(和室)」は、その名の通り畳敷きのお部屋です。
USJのオフィシャルホテルでは唯一の和室で、部屋面積は43.2㎡と広々。和室なので、ベッドではなく布団スタイルなのも嬉しいポイントです。
もちろんお風呂とトイレは別、洗面台には2つのシンクがあります。
USJで遊んだあと、夜は和室で修学旅行気分を味わうのも良いですね。
スーペリアルーム【5名】:ホテル京阪 ユニバーサル・タワー
USJのオフィシャルホテルの中で最も建物の高さが高い『ホテル京阪 ユニバーサル・タワー』の「スーペリアルーム【5名】」は、その名の通り最大5名での宿泊が可能です。
37㎡のお部屋にはシングルベッドが3台常設。それにオプションのエキストラベッドが2台加わることで5名での宿泊ができるようになります。
こちらのお部屋も風呂・トイレ別。洗面台のシンクは1つです。
5名での宿泊においては部屋面積的に、広々としているとは言い難いですが、1人1台十分な大きさのベッドが用意されていることを考えると満足できると思います。
2室つなげて問題解決!コネクティングルーム
各オフィシャルホテルには通常のツインルームなどを2室つなげてグループでの宿泊を可能にしているお部屋があり、それをコネクティングルームと呼びます。
コネクティングルームは部屋の中に扉があり、2室をお部屋の中で行き来することができます。また2つの部屋をつなげているため、お風呂やトイレ、洗面台、テレビなどが2つずつあるのも便利な点です。
それでは各ホテルのコネクティングルームをそれぞれかんたんにご紹介します。
ヴィータスーペリアコネクト:ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
2018年7月にオープンした『ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ』の「ヴィータスーペリアコネクト」は最大8人での宿泊が可能。同じ空間で宿泊できる人数としてはUSJのオフィシャルホテルで最多です。
32㎡のお部屋には常設のベッドが2台、スタッキングベッドが1台、ソファベッドが1台の計4台のベッドが入ります。これと同じ部屋がもう1室つながることで、利用可能人数8名を実現しています。
とても新しいホテルですし、お風呂とトイレは別になっているため、大人数でも快適に過ごすことができそうです。
コネクティングルーム:ホテル ユニバーサル ポート
ミニオンとのコラボルームがあることでも知られている『ホテル ユニバーサル ポート』は、通常の「デラックスルーム」を2室繋げることで「コネクティングルーム」として利用できます。
お部屋の広さは40㎡+40㎡で80㎡。他のホテルのコネクティングルームと比較して最も広くなっています。
定員は4〜8名。こちらの客室もお風呂・トイレは別になっています。
グループ旅行や2世帯・3世帯の家族旅行などにオススメです!
コネクティングルーム:ザ パーク フロント ホテル
USJの目の前『ザ パーク フロント ホテル』の「コネクティングルーム」はお部屋の広さが32㎡+42㎡で74㎡と、他のコネクティングルームと比較しても広めの部類に入ります。
定員は4〜6名。こちらの客室もお風呂・トイレは別になっています。
大変広々とした作りになっており、ゆったりとくつろぐことができるでしょう。
コネクティングルーム:ホテル京阪 ユニバーサル・タワー
USJオフィシャルホテルの中では建物が最も高い『ホテル京阪 ユニバーサル・タワー』の「コネクティングルーム」は、このホテルの「スタンダードツイン」と「スーペリアツイン」が繋がったお部屋です。
部屋面積は2室分合わせて62㎡。「スタンダード」の方に最大3名、「スーペリア」の方に最大4名で、合計の定員は5〜7名となっています。7名での宿泊時、常設のベッドは4台、残りの3台はエキストラベッドになります。
5名だと余裕の広さですが、7名だとちょっと狭いかもしれません。
コネクティングルーム:オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ
青っぽい色とクリーム色の建物で目を引く『オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ』の「コネクティングルーム」はツインルームを2室繋げたシンプルなお部屋です。
27㎡のお部屋が2室で部屋面積は合計54㎡。1室につき常設ベッドが2台とソファベッドが1台で、最大定員は6名となっています。
宿泊料金はややリーズナブルで広さもそこそこ。無難な感じです。ちなみにこのホテルの客室はすべてユニットバスが備えられています。
コネクティングルーム:ホテル近鉄ユニバーサル・シティ
セサミストリートとのコラボルームがあることでも知られている『ホテル近鉄ユニバーサル・シティ』の「コネクティングルーム」は「カジュアルルーム」(下の写真)が2室繋がったお部屋です。
「カジュアルルーム」は1室21㎡なので、それが2室で合計42㎡。こちらも1室につき常設のベッドが2台とソファベッドが1台で、最大6名まで宿泊できます。
ユニットバスかつお部屋は狭いですが、宿泊料金はそこそこお安くなっていますので、狭くても泊まることができればOKという方におすすめです。
5人で泊まれるけどちょっと狭い客室
そして最後に、ここまででまだ登場していないUSJオフィシャルホテルで、「5人まで1室で宿泊でるが、少し窮屈だと思われる客室」をご紹介します。
ザ シンギュラリ デラックスツイン:ザ シンギュラリ ホテル&スカイスパ
2017年、JRユニバーサルシティ駅のすぐそばにオープンした『ザ シンギュラリ ホテル&スカイスパ』の「ザ シンギュラリ デラックスツイン」は1室に最大5名まで宿泊できます。
しかし28㎡という比較的狭いお部屋に、ダブルベッドが2台と、ソファをベッドにしたものが1台で5名での宿泊になるので、シチュエーションはかなり限られそうです。
もちろん泊まれないわけではありませんが、どちらかというと学生や女子会など大人のグループよりも、子ども連れの家族向けのお部屋だと思います。
まとめ
この記事では、学生旅行や女子旅など5名以上での宿泊に最適なUSJオフィシャルホテルの客室を10室ご紹介しました。
各ホテル工夫をこらした客室が用意されているので、シチュエーションに合ったホテルそして客室選びができることと思います。
せっかくのグループ旅行、USJだけでなくホテルでも素敵ひとときを過ごしてくださいね!